事業者の想い一覧
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- 開拓の精神をつなぎ深化する、善生農園 魂の米づくり
- 文:髙橋さやか 写真:斉藤玲子
食の大地、北海道。今では多くの人を魅了するこの地も、ほんの150年ほど前までは荒野と山林が広がっていました。自然の脅威と隣り合わせの中、先人が大地を切り開き田畑を耕し、命をつないできたからこそ、今の姿があるのです。
岩見沢市小西地区にある善生(ぜんしょう)農園は、開拓時代から130年に渡りこの地で米づくりを続けてきました。5代目の政樹さんは、先人の歩みを尊びながら、こだわりのお米を探求しています。
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- 概念が変わる生そうめん 岩見沢「めんめん。」が切り開く道なき道
- 文:浅利 遥 写真:斉藤 玲子
北海道岩見沢市に生そうめんあり。「そうだ、今日は生そうめんにしよう」そんな会話が日常で溢れる時代が来ることを夢見て、生そうめんの普及に闘志を燃やす「めんめん。」店主の川口義行さん。生麺ならではのもっちり弾力のある食感と道産小麦の豊かな風味に、そうめんの概念が変わります。未だなき道を切り開いていく川口さんの根っこには、どんな熱い想いが灯されているのでしょうか。
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- 岩見沢産の最高峰小麦を食卓の風景に ベーカリーカンスケが届ける食のよろこび
- 文:浅利 遥 写真:斉藤 玲子
パンの原料となる小麦。原産地までは気に留めないかもしれませんが、実は使用されている小麦の多くは外国産です。そうした中、岩見沢で生まれた小麦「キタノカオリ」の美味しさを全国へ広めようと、「Farm to Table」を掲げパン作りに勤しんでいるのが、ベーカリーカンスケ代表の山本吉信さんです。
山本さんが作るパンの美味しさは、地元で生産される小麦を自分の目で確かめるところから。小麦の持ち味を生かしたパンを日本中の食卓へと届けています。
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- 北海道に眠るおいしいを世界へ ノースファームストックの躍進
- 文:浅利遥 編集:高橋さやか 写真:斉藤玲子
「生まれてきたからには、面白いものをつくりたい。」ーー北海道の食材を使った、個性あふれる商品を岩見沢から発信するブランドがあります。1964年創業の株式会社白亜ダイシンが2003年に立ち上げたノースファームストック。ミニトマトジュースやピクルス、ジャムをはじめ、150種類以上にもおよぶ商品ラインナップで、地元北海道はもとより首都圏でもその名が知られています。
もともとは、鍋や調理器具をあつかう金物屋さんだったという株式会社白亜ダイシン。北海道のおいしさを届けるブランド「ノースファームストック」に秘められた物語を取締役の早坂晋太郎さんにうかがいました。
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- 宝の水が育む土地で。雪が叶える宝水ワインという贈りもの
- 文:浅利遥 写真:斉藤玲子
日本各地で近年増加傾向にあるワイナリー。美味しいワインの原点を探る旅は、ここ北海道でも体感できます。ワイナリーを訪ねて感じる喜びは、葡萄栽培やワイン造りのことだけでなく、その土地の風土や歴史、人々の想いに触れられること。
今回訪れたワイナリーは、道内でも積雪量が特に多いことで知られる岩見沢市の宝水町にあります。雪国に住む人々にとっては厄介な雪。けれど「ワインにとって雪は宝物」だと、宝水ワイナリー代表の倉内武美さんは語ります。
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- 生産者と食卓をつないで100余年 米どころのお米屋さんが紡ぐ価値
- 文:髙橋さやか 写真:斉藤玲子
北海道有数の米どころ、岩見沢。作付面積、収穫量ともに北海道No. 1をほこります。この地で1915年に創業した(有)山石前野商店は、100年以上にわたり米生産者と食卓をつないできました。五つ星お米マイスターの資格をもち、お米屋さんの新たな価値を創造しつづける、前野雅彦さんにお話をうかがいました。
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