事業者の想い一覧
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- 未来へ種をまき光をあてる、根本園芸のシクラメン
- 文:高木真矢子 写真:飛田亜久里
毎年年末になると、園芸店やホームセンターの店頭に並ぶシクラメン。11月から4月にかけて開花し、冬を彩る花として知られています。花びらが上にそり返った姿が篝火(かがりび)に見えることから、「カガリビバナ(篝火花)」の異名も。定番の白・赤・ピンクをはじめ、黄色やグラデーションなどさまざまな色彩が特徴です。
福島県南相馬市の「根本園芸」では、シクラメンを中心とした花き栽培をおこなっています。二代目の根本雄二さんに、こだわりのシクラメン栽培と地域への思いをうかがいました。
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- 掛け合わせは無限大、南相馬から菅野漬物食品が届ける漬物の可能性
- 文:高木真矢子 写真:平塚実里
おだやかな気候のもと、のどかな風景が広がる福島県・南相馬市。
相馬野馬追で知られる街に、「ナンバーワンで、オンリーワンの、感動を届けられる商品を届ける」そんな思いを胸に、日々挑戦を続ける漬物メーカーがあります。
創業82年を迎える、株式会社菅野漬物食品。「みそ漬処 香の蔵」係長の齊藤彰宏さんにお話をうかがいました。
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- 味噌は人をつなぐ。発酵で地域を照らす南相馬・若松味噌醤油店
- 文:高木真矢子 写真:平塚実里
調味料の「さしすせそ」にも含まれる、日本の伝統調味料である味噌と醤油。日本人のソウルフードともいえる味噌汁、毎日の料理で何気なく使う醤油、どちらも和食には欠かせない存在です。
福島県浜通り北部に位置する南相馬市鹿島区にある「若松味噌醤油店」は、江戸時代末期から続く味噌醤油の醸造元。昔ながらの「天然醸造法」と「麹蓋製法」にこだわり、手づくりの味噌・醤油を届ける一方、「糀あま酒」や「俺たちの醤油ぷりん」など、発酵食品の可能性を広げる商品開発にも取り組んでいます。
職人として醸造を担うかたわら、地域内外で震災の記憶も伝え続ける、若松味噌醤油店10代目で専務の若松真哉さんに話を伺いました。
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- 美味しい海苔文化を繋ぐ。黒潮海苔店が目指す地域に愛されるお店
- 文:高田江美子 写真:鈴木宇宙
南相馬市の原ノ町駅前に店舗を構える海苔専門店「黒潮海苔店」。昭和41年に創業し、今年で55年を迎えました。老舗の専門店と聞くと敷居が高い印象がありますが、“地元の海苔屋さん”として親しまれています。
創業からの歩みと大切に守り続ける海苔へのこだわりについて、二代目として店舗を切り盛りする専務取締役の小迫三晴さんにお話をうかがいました。
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- ふるさとの田んぼを守るため。抱き続ける持続可能な農業への想い。|高ライスセンター
- 文:高田江美子 写真:鈴木宇宙
自然に囲まれ、のどかな田園地帯が広がる南相馬市「高地区」は、古くから農業が営まれてきました。この地で脈々と受け継がれてきた農業の歴史の中で、時代の流れに合わせて柔軟に変化してきた会社があります。平成14年創業の高ライスセンターです。
法人設立当初から代表取締役として経営を担い、ふるさとの田んぼを守るため、さまざまな試行錯誤を繰り返してきた佐々木教喜さんにお話をうかがいました。
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