三笠市
プロジェクト
事業者の想い
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- 「用の美をもつ家具」の夢を繋ぐ。北海道民芸家具を支え続けた職人
- 文:浅利 遥 写真:斉藤 玲子
私たちの暮らしに寄り添い、生活に溶け込む家具。親子2代3代に渡って受け継がれるような良質な家具が、北海道三笠市で生み出されています。
「家具は心の豊かさや潤いある生活をもたらす、ひとつの文化のようなもの」と語るのは、飛騨産業株式会社北海道工場相談役の東海林貞雄さん。15歳から家具職人の世界に飛び込み、60年以上に渡りこの道を歩んできました。
北海道民芸家具から飛騨産業株式会社までの紆余曲折の道のりをうかがいます。
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- 五感で三笠を味わえる場を 畑の中のレストランEKARAが目指す未来
- 文:高橋さやか 写真:斉藤玲子
北海道らしいのどかな景色が広がる三笠の田園地帯に、ポツンと佇む「畑の中のレストランEKARA」。2019年、この地で代々農業を営んできた、三笠すずき農園の鈴木秀利さんが自社農園の敷地内にオープンしました。
レストランでは、自社農園で育った野菜をはじめ、地域の食材を使った四季折々のお料理が楽しめ、併設されたコテージでの宿泊も可能。ゆったりと時間をかけて、五感で三笠を味わうことができる場所です。
「畑を感じながら食を楽しむ時間を、たくさんの人に味わってもらいたい」という、オーナーの鈴木秀利さんにお話をうかがいました。
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- 土地の時間をボトルにつめて 空知ワインのパイオニアが描く地図
- 写真提供:山﨑ワイナリー
文:高橋さやか 写真:斉藤玲子
北海道の丘陵地で代々受け継いだ農地を活用しながら、家族で営むワイナリー。その言葉の響きに、どこか牧歌的なイメージを抱きながら向かった、三笠市の達布地域。雪の壁の合間を縫いながら、小高い丘を上り辿り着いたワイナリーで出迎えてくれたのは、1人の青年でした。
立体的な視座で語られるワイナリーのこれまでと、これから。目の前に現れた青年から語られる言葉は、ひとつひとつの密度が高く、当初抱いていたイメージはわずか数分で打ち破られます。言葉の端々に垣間見える、目の前の青年が経験してきた時間の濃さ、思考の深さ。
空知ワインのパイオニアとして、三笠市達布地域で20年近くワイナリーを営む山﨑ワイナリーの山﨑太地さんにお話をうかがいました。
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